前回のブログで『海外では、自分が買った物に対して、自分がメンテナンスを行うのは当たり前。説明書も読まず、使い方も理解せず、クレームをいう日本人が多い』という外資系のプリンターの会社の話をしたのですが、なぜ日本では自分でやるのが当たりではないのかな?と考えてみました。
例えば海外なら、自分で中古の家を買い、徐々に自分で手を入れながら、長い時間かけて直していくことをする方がいらっしゃるようですが、日本ではあまり聞きません。中古物件を買う場合は、リフォームは当然業者さんに頼みますよね。
江戸時代であれば、家自体がシンプルな作りで、建てるのも壊すのも簡単でした。そしてどこかが壊れれば、可能な限り自分達で直していたのではないでしょうか?でも、今は全てが難しそうで、まず自分で修理するという事は考えず、誰かに任せるのが当たり前と思っているのではないでしょうか?
江戸時代と比べると、今はいろいろなものが複雑化していて、専門家に任せないといけないと思いがちですが、最近はタレントさんが家のリフォームをする番組をやっていて、かなり専門的な事まで自分でできるのだなとうれしくなってしまいます。
例えばトイレの水のチョロチョロが止まらないという事、ありますよね?あれはタンクの中の浮きを調整する事で治すことが可能な場合もあります。水道の蛇口のポタポタも中のコマを変える程度で治せます。
なぜこのような事を言うかというと、トイレの簡単な修理にも関わらず、緊急対応の業者さんを呼んで、浮きを調整するだけでも良かったのに、便器まで取り替えられて何十万円も請求されるという事があるからです。
もちろん水のトラブルは大ごとになると、マンションの場合は下の階に迷惑をかけることもあるので、簡単に考えてはいけませんが、トイレのメーカーのHPで修理方法を説明していたりするので、是非ご覧ください。
DIY専門の大型店に行くと「◯◯の直し方」のような簡単な修理方法を記載したプリントなどが用意されている店もあります。
DIYとはDo It Yourselfの略であり、「自分で何とかする」という意味の英語です。何かが壊れた時、すぐに業者さんを探すのと同時に、これは自分で直せないのかな?と調べてみてはいかがでしょうか?
今では何でもネットで調べられる時代です。時間と手間はかかりますが、安上がりになりますし、ちょっとした満足感が得られるのではないでしょうか?
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(投稿日:2018年02月23日 | カテゴリー:日常修繕)