~発想を転換すれば費用は抑えられる!~
30数年管理組合に関わり、管理委託契約書、長期修繕計画書等の相談の中で、エレベータや機械式駐車場の日々のメンテナンス費用や将来の修繕費用が非常に高いのがめだちます。しかも、双方とも機械もので素人には内容と適正金額がわかりにくく、今まで業者主導でメンテナンスや修繕がおこなわれてきました。
特にエレベータに関しては、独立系や管理組合団体の運動等の成果により、メンテナンスやリニュアルはメーカー系や独立系も入り混じっての競争原理が働き、消費者に選択の余地がでてきました。それでも情報がない管理組合は、未だに法外な費用を支出しています。
しかし、機械式駐車場はかつて1台あたりの点検費用が4000円前後していたものが、今や2000円前後までに下落しているため、修繕で利益を上げようと意図的な見積もりや長期修繕計画が管理組合に提出されており、管理組合の悩みの種になっています。
修繕周期や部品代が適正なのか、そもそも全部品を取り換える必要があるのか、・・・等山積している疑問を消費者の立場に立って解決するための管理ゼミです。2名の専門家を囲んでエレベータと機械式駐車の業界の実態等も踏まえて、今後管理組合としてのメンテナンスや修繕の対策について具体的な話をしてもらうために企画しました。
エレベータと機械式駐車場について、消費者側に立って情報提供等をできる実務経験のある専門家は、全国にもあまり例がありませんので、是非この機会へのご出席をよろしくお願いいたします。
(投稿日:2017年05月18日)